あんぽん
お盆休み中に読んだ本。
『あんぽん』 佐野 眞一
ソフトバンク会長孫正義の生きざまを描いた単行本で、『あんぽん』とは孫正義の昔のイジメられていたアダ名のことです。
孫さんは在日三世の生まれで元々『安本』という名の苗字だったようで、それをイジって『あんぽん』と呼ばれてイジメられていたそうです。
起業する以前のまだ若かりし頃、父親にいつもこんなことを言っていたそうです。
『確かに巨大だが、トヨタ・松下・久光製薬・ブリジストン・サロンパス・・・全て抜いてみせる』
昔からなぜか必ず抜けるという根拠のない自信はあったと孫さんは言ってました。
ここで改めて思ったのが、自分の夢や野望を周辺に公言することがどれだけ大事かと再認識しました。
以前のブログにも書きましたが、周辺に公言することは色んな効果が生まれると思います。
孫さんの場合、公言することで得た一番の要素は間違いなく協力者が現れたことだと思います。
読めばわかりますが、この協力者(シャープの元副社長)がいなければ今の孫さんは存在しないかもしれないような協力を得ています。
誰でもそうですが、本当に必死に頑張ってる人が困っていたら何とかしたい、手助けしたい、協力したいと思うのが世の常。
必死に頑張ってもがき苦しむ度合いと、それで得られる協力の度合いは綺麗に比例するような気がします。