ソフトバンクと楽天
僕はプロ野球の各球団のオーナーを見比べてみると、明らかにソフトバンクと楽天のオーナーはトップとしての器が違うと思います。
パ・リーグはソフトバンクが独走で優勝しましたが、そこで印象的なシーンがありました。
オーナーの孫正義氏が胴上げされたことです。
恐らく他球団では、ありえないことだと思います。
球団はプロ野球を『ビジネス』と捉え、非情な運営をしがちです。なので球団側と選手側で固執が生まれるのは自然の原理です。
にもかかわらず孫正義氏が胴上げされたということは、選手と意思疎通ができてる証拠ではないでしょうか。信頼されてるんでしょうね。
これは中々できないことです。恐るべし、孫正義。本当に凄い。
よく、『リーダーの器以上に組織は大きくならない』と聞きますが本当にその通りだと思います。
今年のソフトバンクは本当に強かったです。
一方楽天は成績が思わしくないですが、実は12球団の中で唯一黒字経営してる球団なのはあまり知られていないのではないでしょうか?
ほとんどの球団が毎年30億円程の赤字を抱えていますが、これは今まで親会社の広告宣伝費という捉え方で親会社も黙認してきました。
ところが新規参入した楽天が1年目から黒字化を達成すると、これを知った各球団の親会社が激怒したことはおもしろい話です。
そこには楽天・三木谷社長のプロ野球の常識に捉われない経営理論があったからこそ、黒字化を達成できたのだと思います。
プロ野球にこうした新しい風が吹けば、自然とプロ野球人気も上がる気がするのですが・・・
プロ野球界はネベツネのような頭の固いジジイを引退させることを最優先課題にするべき!