読書まとめ


『仕事ができる社員・できない社員〜』

             吉越 浩一郎(トリンプ代表取締役社長) 




優秀な社員を育てその社員が頑張って働いてくれたことが、赤字続きだったトリンプを今の地位まで向上させることができた大きな要因とおっしゃっていました。


そんな優秀な社員を育てた著者からみた優秀な社員の共通点が列挙してあり、心に響いた事のまとめ。


肩書きがあるからかも知れませんが勉強になることが多かった本でした。





勝ち負けにこだわる人
 →世の中は全てが競争。のし上がる為のハングリー精神を持つことが重要なのをいち早く認識できた人が競争に勝ち残る。 ある日突然、今勤めている会社を離れることになった時、新しい会社で自分に何ができるのかじっくり考えるべき。




〜本当に身に付けるべきなのは普遍的な能力〜  

→普遍的な能力とは例えば英語。英語も話せない百貨店担当の営業マンが転職する際、今後先細りが必死の百貨店で商売できること以外に、何かできることを持っているか?面接で、自分が他の人間よりできる何かを提示することはできるか?答えとしては恐らくできない。できたとしても面接官には響かない。だから普遍的な能力が必要。




仕事にデッドラインを作れる人〜 

→集中力を高める一番いい方法はデッドラインを設けること。自分を上手に追い込み、短時間で仕事をしようとすると自然と仕事の効率が上がる。デッドラインを設ける際は必ず、日付のデッドラインを決めた上で、時間のデッドラインを設定する。仕事ができる人間は積極的に自分にデッドラインを課せる。


日々精進。