今更ながら『論語』を読んでみた

普通は中学生か高校生くらいの時期には読むものなのでしょうか?


30歳にして初めて『論語』を読んだのですが、やはり有名な著書には心に残ることが多い気がします。


孔子の教えを備忘録としてアップ。


①〜過てば則ち改むるに憚ること勿かれ〜
    (自分に過失があれば、ぐずぐずしないで改めなさい)

   →修正までの時間が大切だと説いているようです。
     僕自身何か失敗した時、上司に報告する際言い訳がましく理由を説明する
    クセがある気がします。報告を受ける側としては気分が悪い話です。
    【過ちだと認識した時点】⇔【過ちを認めて申告する時点】
     この2点のタイムラグを最短にすることが重要。
     その後はなぜその失敗が起きたのかを分析して修正すること。


②〜これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。〜
    (はっきりわかっていることだけを知っているとし、よく知らないことを知らない
    ととする。知っていることと知らないことの間に明確な境界線を引ければ、
    本当に知っていると言える
)

   
   →【既知】と【未知】の線を明確に引くことを意識しなさい。
    そうすれば自分の能力を常に意識化できるので、自分にできることできないことが
    理解でき、仕事の確実性が向上する。
    例えばビジネスのケース。
    クレームの多くは境界線を示せなかったことによるもの。ここまではできるが、
    ここからはできない!と、顧客に伝えること。話が違う!からトラブルになる。



③〜吾れ日に三たび吾が身を省る。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友を交わりて
    信ならざるか、習わざるを伝うるか。〜
    
     (私は毎日3つのことで反省する。人の為に誠心誠意考えてあげられたか。
     友人とのつきあいで言葉と行いが一致したか。
     しっかり身についていないことを、受け売りで人に教えたのではないか
。)


    →人の為を思い真心込めてやったか(忠)
     友人に対して約束を守ったか、誠実であったか。(信)
     自分は受け売りでものを言わず、習ったものが身についているか。(習)
     一流の人は後悔はしないが反省して次に向かう。そしてその反省は具体的な
     ポイントを挙げて反省する。



    こんだけ実践したら、僕も一流になれるはず・・・