一流の結果が欲しかったら・・・

先日読んだ本の備忘録。


ビジネスマンなら誰しも『一流になりたい』という願望があると思います。

ただ本当に社会的に一流と認めて貰えるのはごく一握りではないでしょうか。

では僕みたいな平凡な一般ピープルが一流になる為にはどうすればいいか?

一、一流の行動をする
一、一流の物を身に付ける
一、一流の人脈を築く

などが挙げられると思います。

『行動』に関しては誰もが考えて実践してるかと思います。

今回は一流の物を身に付けることに注目したいと思います。

わらしべ長者』は御存じでしょうか?今昔物語の説話とされる昔話ですが、まさしく直結することが書かれています。簡潔に物語をまとめると・・・





一人の貧乏人が救いを求めて観音様に祈ると、『このお堂を出て最初につかんだものを大事にせよ』というお告げがありました。
①しかし貧乏人はお堂を出るとすぐに転んでしまい、つかんだものは『わら』でした。
なんだわらか・・・と捨てずにこのわらを大事につかんでいると、貧乏人の前でアブがうるさく飛び交います。

②貧乏人がワラでアブを振り払っていると、母親に抱かれた子供がおもちゃがわりにそれを欲しがります。
貧乏人はワラを差し上げると、お礼に母親からみかんを貰います。

③みかんを持って歩いていると、病気で倒れている女の子がいます。
気の毒に思った貧乏人はみかんを差し出すと、お礼に高価そうな反物を貰います。
反物を持って歩いていると、悪そうな男がこの病気の馬と交換しろと無理矢理反物を奪っていきます。

④貧乏人はこの馬を一生懸命介抱すると、みるみるうちに元気になり、実はこの馬が名馬だと発覚します。

⑤貧乏人がこの馬を連れて歩いていると、金持ちがこの馬を譲って欲しいからと貧乏人を屋敷に呼び出します。

すると屋敷にはみかんをあげた女性がいて、実は金持ちの娘でした。
結果貧乏人はこの娘と結婚しましたとさ。





って話です。

全てのエピソードに今の僕に必要な要素が含まれています。

①では、ワラを捨てない素直さがあるか?

②では、ワラとアブを結び付ける独創的な遊び心はあるか?

③では、需要が高まっていて、自分に供給できるものがあるか?

④では、今評価が低くても、磨けばさらなる価値を生み出せる技術があるか?

⑤では、人やチャンスを引き付けるような『一流の何か』を持っているか?


最終的に僕が『一流の何か』を得る為には、ワラを掴むことからスタートしなければなりませんね・・・。

最初一流のものを身に付けろと言われて、とりあえず60回払いでロレックス買いに行こうと目論んだアカンタレな僕ですが・・・コツコツやっていきます。